一般財団法人 健康とアートを結ぶ会

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vivi & velaさんにインタビューする宮島
インタビュー 2026.07.17

第3回「健康をめざすアート公募展」佳作入選者・vivi & velaさんインタビュー

一般財団法人「健康とアートを結ぶ会」代表理事・宮島永太良が、第3回「健康をめざすアート公募展」佳作入選者・vivi & velaさんにお話をうかがいました。

vivi & velaさんのプロフィール

【受賞歴】
2025年 SHIBUYA AWARDS 2025 入選
2025年 第88回新制作展 入選
2025年 第3回「健康をめざすアート公募展」 佳作
2025年 長亭GALLERY展 入選
2025年 Tokyo Pride – Queer Art Exhibition 入選
2025年 国際公募アート未来展 秀作・ホルベイン賞
2026年 Tokyo Pride – Queer Art Exhibition 入選
2026年 絵と言葉のチカラ展 入選
2026年 国際公募アート未来展 外務大臣賞

宮島永太良(以後Q):
このたびは佳作入選おめでとうございます。まずはじめに、「健康をめざすアート公募展」になぜ応募しようと思ったか聞かせてください。
vivi & velaさん(以後A):
どうもありがとうございます。テーマである「健康」は、とても身近で大事なものだと思い、それをアートで表現することに意味があると考えました。
また、この作品には制作当初から明確な構想があったため、コンセプトボードを通してその意図までお伝えできることにも大きな魅力を感じました。
インタビューする宮島とvivi & velaさん
Q:
ご出身に関しても聞かせてください。
A:
日本で生まれ、フランスとイタリアにもルーツがあり、カリブ海のセント・マーチン島やイギリスを含む海外で長く過ごしました。国内外で色々な文化や風景に触れてきた経験が、現在の制作の根底にあります。制作は2018年頃にイギリスで始め、昨年から日本を拠点に本格的にvivi & velaとして活動しています。
Q:
今回の入選作は「睡眠」をテーマにされていますが、それはどんなことからの発想ですか。
A:
「睡眠」は、全人類にとって欠かせないものであり、健康にも大きく関わるものだと考え、題材にしました。以前は自分自身もあまりスムーズに眠れない時期がありましたが、その経験を通して、睡眠の大切さを改めて実感し、より意識して向き合うようになりました。現在では、幸いにもよく眠れるようになっています。
今回の作品は、科学的に正確な情報である「睡眠深度の推移図」をもとにして描いたものです。眠りはおよそ90分ごとに、最も浅い眠り(ステージ1)から深い眠り(ステージ3)へ、そして夢が最も活発なレム睡眠(REM)へと移行します。
佳作を受賞した作品「architecture of sleep」
Q:
その推移の様子を抽象画の手法で表現されたのですね。
A:
はい、各ステージの割合も同じように描写しました。色彩や素材の使い方は、自分なりの解釈で、睡眠を誘うようなブルーのクールトーンを基調に使っています。睡眠は、エネルギーの回復だけでなく、心血管の健康や免疫機能、脳の老廃物除去、記憶の定着など、心身を支える幅広い役割を担っています。作品とコンセプトボードをあわせてご覧いただくことで、睡眠の重要性や、多面的な働きについて考えていただくきっかけになればと思いました。
Q:
画材はいつもどんなものを使っていますか。
A:
ミクストメディアとしてアクリル絵の具を中心にさまざまな素材を組み合わせています。通常の制作では、有機素材や最新のメディウム、伝統的な日本画で用いられる胡粉や箔なども取り入れています。
Q:
影響を受けた美術家や美術作品などはありますか。
A:
特定の美術家や作品に限らず、今回の作品のように科学、または自然界、音楽、歴史など、あらゆる分野に宿る美しさに惹かれ、そこから着想を得ています。
訪れた土地の自然や風景をモチーフとして抽象画を描くことも多く、「JUNE+4」展で初公開させていただいたシリーズでは、自身にゆかりのある暖かい地域を題材にしました。例えば、ギリシャのデロス島や、ハワイ・カウアイ島のワイルア、タイ・バンコクのルンピニー公園など、各地の空気感や色彩の違いを独自の表現へと昇華することを大切にしています。
「JUNE+4」展で初公開されたvivi & velaさんの作品
「JUNE+4」展で初公開されたvivi & velaさんの作品
Q:
世界を巡り渡り、いろいろな影響からアートを制作されてきたvivi & velaさんですが、今後の展望などはありますか。
A:
今後は、もう一つの拠点であるロンドンでも活動の幅を広げていく予定です。これからも、異なる文化や素材、表現が響き合うことで生まれる美しさを探求し、多様性がもたらす豊かさを作品を通して体現していきたいと思っています。

 
取材日 2026年6月8日(月)
場所 銀座ミーツギャラリー

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